2017年11月17日

潰瘍性大腸炎との付き合い方

肺がんでオプジーボを使用したこともある私は「潰瘍性大腸炎」という難病にり患しています。

現在国内でおよそ17~18万人の患者数がいるとみられており、
有名人ではあの安倍晋三首相もこの病気のり患者です。

「難病」であるということは、「一生治らない」ということです。

まずは私自身がこの事実を受け入れることに、時間がかかりました。

つぎに家族への理解です。

最初は私が難病にり患してしまったということを、
家族も理解しようとしませんでした。
受け入れたくなかったのでしょう。

しかしそれもしつこく説得することにより、
時間とともに理解を得ることも出来てまいりました。

この病気は、その名が示す通り、大腸に炎症や潰瘍ができて
それによって下痢や下血、症状がすすめば体重減少なども起きるので、
本人も周囲の人間も事実を認めざるをえないのです。

また、大腸という消化器官に生じる病のため、食事制限なども必要になる
場合があります。

そのあたりについては、病院からガイドブックをもらったり、市販の本などを
購入して勉強しました。

最後に病院選びですが、この病気については治療実績が豊富で、
専門の臨床経験を持つ医師がいるところを選ぶところをオススメいたします。

地域の総合病院でも治療は可能ですが、難病という性格上
専門の科を設けている大学病院などでできれば診てもらえればベターだと思います。